どーる 布服レシピ2 学校編: ねんどろいどどーるサイズが作れる

グッスマサマが2巻を半年で作ってくれました。ジョバンニ。前巻の本も非常に楽しかったです。今回は、前巻の制服、デニム、モッズコートのセットをデザインされた作家様が一冊丸々のお洋服を制作されたようです。難易度をコントロールする為に、でしょうか？お洋服毎に星マークでレベルが分かるような表示がされてました。簡単なものからやってみたい、という人が考えやすい本になってます。また、学生のねんどろいどが多いので最初に選ばれるテーマとしてはいい選択かもしれません。中身は一様にシンプルで応用が効くアイテムが多めです。本に書いてる通り、リボンなんかを変えるという単純な事でもアレンジがしやすいです。そしてねんどーるボディ合わせのシンプルや型紙だからこそですが、パンツの丈を変える、襟の形を変えるなど服の形を変える事も簡単です。遊べる本、です。以降、更に長くなりますが、ねんどーるに興味持ちはじめた初心者の方向けに補足させて頂きます。この本を買って、後は何を買えば始められるか。裁縫はじめて半年の初心者が初心者に向けて恥ずかしい長話をします。まずですが、ねんどーるお洋服はとても小さいので、オール手縫いで問題なかったです。前巻から、経験者向けにミシンの説明で通っていますが、ミシンはフットペダル付きのミシンじゃないと難しいかもしれません。片手は布、片手は目打ちというのは、両手があくという前提ですし、あれはスピードも細かくコントロール出来るのです。小さな裁縫にはうってつけです。しかし、古くて単純な、片手は電源ボタン片手は布服押さえる体勢しかできないミシンでもあれば重宝しました。3着4着と手縫いを繰り返して楽がしたくなったら手を出してみるべきです。裾の直線とか楽になりました。また、最初のページに手縫い向けの説明が追加されているので、布服レシピ1の情報と合わせるとより進めやすくなっていました。重複情報になるかもですが、以降はアイテム毎について列挙しますね。●糸手縫いといいつつミシン糸しか紹介されてませんけど？と思った人もいますかね？結構ミシン糸でも手縫いは出来てしまいます。腕一本程度で短めに切って使い、縫う時は慌てずに針を通す事が肝心です。長すぎる状態や、ささっと引っ張る縫い方だと絡まりやすいです。●布何も用意がない方向けですが、綿ブロードと綿ローンの白と黒があると汎用的でオススメです。特に襟は4枚くらい重なるので、ローンの薄さの力を白シャツで試してみて欲しいです。あとは制服向けにチェック柄の布が登場しますが、言われてポンと探せないと思います。柄布はそのうち用意しようくらいのテンションで、まずは単色で作っても可愛いと思いました。といいつつ、手近な所で百均の端切れを買ってぱっと作ってみたっていいかも。薄さが最適でなくとも形になるのではないかなーと思います。(ちょっと厚ぼったくなるのは覚悟しつつ)また、パーカーにはニット系です。天竺ニットという名前ならまず間違いなく薄くて使いやすいのですが、他にも最適なニットはあるようです。ただ、靴下にもパーカーにもなんでも使うのに天竺くらいの極薄一種があれば手が止まらないかなと思いました。伸縮があるので、縫うときはニット用の伸縮性ミシン糸を使うといいのですが(レジロン等)、この本は普通の糸で縫ってオッケー方針みたいです。自分は試していませんが…。フェルトもコートや帽子で必要となります。一枚買っておくと安心します。慣れたら違う布に置き換える事も考えられます。●ボタン4mmボタンがよく登場します。他に後から気付いて手が止まる系の物と言えば●極小バックル(ズボンのベルト)●8mmトグルボタン(ダッフルコート)●パールビーズ(ドレスのボタン)●細いレース(制服)●2mm〜サテンリボン(あらゆるお洋服)●リリアンコード(パーカー)●フリルレース(割烹着ストレッチフリルで検索)●スプリングホック(コート)多分#0くらい●2ミリハトメ、ハトメ使用用菊割棒(弓道)●小さいホットフィックスパーツ(ナイロンカバン)私は接着剤で貼っちゃいます●5mm綿テープ(ナイロンカバン、弓道)●ファスナー0番ゲージ(ナイロンカバン)●8mmマルカン(革カバン)●8mm×7mmバックル(革カバン)代用が難しいものを列挙しました。通販か、大きな裁縫店にしかないかんじです。購入する機会に一緒に買っておくと良いと思います。AmazonならIVORY様が出品してるボタンやバックルが個人的にオススメ。●面ファスナードール用のアイテムを揃える通販サイトで買うと大体薄くていいです。メカニカルファスナーで検索した物は薄くてよく使います。他にも薄ければ何でも。●チャコペン水で消えるタイプ、自然に消えるタイプ、黒布用白インクタイプなどが必須です。自然に消えるタイプは楽だけど1日で消えるので、水で消えるタイプなら日を跨いで縫い物ができます。黒布には不透明のペンが必要です。アイロンで消すタイプが、アイロンが有ればオススメなんですけど。●アイロン・接着芯・アイロンプリント接着芯というアイロン必須のテープみたいな布が必要です。黒と白の薄手のものを買っておくといいです。余裕があれば小さいコテ状のアイロンを手に入れるのオススメします。元取るくらいにははちゃめちゃ使います。他にも、頻繁にアイロンで縫代を割る(縫い合わせた布を蝶々の羽みたいに開く事を割る、と言います)説明がありますので、アイロンの必要性はじわじわと迫ってきます。ぜひ検討して下さい。●ゴム細いゴムが百均にありますので買っておくといいです。ズボンやスカートに使います。●毛糸用針ゴム紐を通すのに使います。先が丸くて布に引っかからず、ゴム紐を通せるくらいの針穴です。●ほつれ止め液はじめての人が本と一緒に買うべき物No. 1。針と布とこれさえ有れば何かしら縫い始める事ができるが逆は無い。というもの。布切ってから真っ先に切った所に塗ります。小さく切った布は即効でボロボロに解けちゃいますので。沢山書いてすみません。自分は一気に全部揃えたんじゃなくて、やっていくうちに、いろんな布や小物を増やしていきました。布レシピ1が発売されてから半年ですが、続けていれば揃いもします。ですが、買ってすぐに始められるかな、という不安を持つ人へ、少しでも手助けになれば幸いです。グッスマ様、本当ありがとうございます。本当人生楽しいです。次はおじさんやお姉さんが着てもステキなお洋服の型紙が欲しい…な〜〜！＊スプリングホックとフリル追記しました＊綿テープやハトメ等追記しました自分か着手してなくて気付いてないものあったらごめんなさい伏兵なんです＊ファスナー追記しました…